アートな日々と、ときどき日常

美術展の感想や気になる展示、ときどき日常や写真についてもつらつらと。

木村和平さん写真展「あたらしい窓」BOOK AND SONS

2020年、今年最後の展示は木村和平さん写真展「あたらしい窓」でした。

bookandsons.com

実際に展示を見に行くのは初めてです。

木村さんの写真にずっと惹かれていて、ものすごく奥深いところに共感することがあって、楽しみにしていまいた。

言葉にするのは難しいのですが…

いまの時代の作家さんって作品を見るのと同時に、人柄や人生、背景とかを知る機会も増えていて、そういうことを踏まえて作品を見ることが多く、作品を深く知る機会でもあって良い部分ではあるものの、知らないでただただ作品だけを見ていたいということもあったりします。どちらが良いかは別としてなんですが。

私は木村さんのそういう部分を知らないし、知らなくて彼の写真を見つめることができて良かったなぁと思えた展示でした。

 

あと、自粛期間中にご自身で写真をプリントされているのを知って、今回の展示の作品も大きな写真以外は手焼きということが気になっていました。実際にプリントされた写真もすごくよくて、ギャラリーの雰囲気(窓が印象的なギャラリーなんです)とも合っていてとても心地が良かったです。

 

私は展示を見た後に読んだのですが、今回の写真展についてのインタビューも素敵な言葉がたくさん詰まっているので、ぜひ読んでみてください。

tokion.jp

 

BOOK AND SONSでの展示を見逃した方も1/18まで吉祥寺のbook obscuraでも展示が開催されていますので、ぜひ!

 

それでは!